2014年7月31日木曜日

【映画】ハリウッド版「GODZILLA」を見て来たから感想を語る【感想】



とうとうこの日が来たようだ。ハリウッド版ゴジラ。以前、1998年にも同様のものがあったがかなり惨い仕上がりだった。映画としては面白かったんだけどゴジラとしてはひどかったなwさて、今回のゴジラはどんな感じだろう…

大きな感想

この映画一言で言えば、
長い、眠い、迫力満点!!

詳しく語っていきます。

ストーリーを簡単に…


ある日、日本の原発に異常発生。大規模な揺れと共に原発は崩壊。その辺りは立ち入り禁止地区となる。崩壊の原因はムートーと呼ばれる怪獣。この怪獣が住着き核エネルギーを吸っていた。
もう一匹のムートーが卵から孵ると、核エネルギーを吸っていたムートーも目を覚ます。二人は雄と雌で繁殖をするために目覚めたのだ。
ムートー夫妻が暴れ回っていると、古来からずっと海に存在していたゴジラも目を覚ます。米国などの度重なる核実験はゴジラを倒すために行なっていた。ゴジラは、ムートーを標的に狩りを始める。
ゴジラとムートーの全面対決。ゴジラが勝利して人類は賛美を送る。

簡単に言うとこんな感じです。

昭和シリーズ的ゴジラみたい


僕がよく見ていたのは、俗にいう平成シリーズ、VSシリーズと言われているものです。このシリーズでのゴジラの立ち位置は、人類の脅威にある事は間違いないが、他の怪獣も出現するので戦わせ共倒れを狙っているてのが大前提です。基本的には人類VSゴジラの構造なので出現すればバンバン攻撃します。全体としてシリアスな展開です。

この映画を見て昭和シリーズの匂いがするなぁ〜って感じました。昭和シリーズはゴジラがちびっ子達に人気が出て完全に正義のヒーローとなってしまったシリーズ。いろんな怪獣が出てきますが完全に地球の守り神として戦います。だから、内容も結構子供向けのファンタジーというか幼稚な作りとなっています。この映画はシリアス路線でファンタジーでは無いのですが、ゴジラの扱いに関しては大前提として人類の見方で話が進んでいく感があり、ちょっと納得が行きませんでした。

人間ドラマパートがとにかく長い


この映画、2時間以上あります。うまく繋いでワクワク、ハラハラを持続させてくれれば問題なのですが、ダラダラと進展の薄い話を見続けさせられます。ホント長かった。何度も寝落ちしそうになりました。

何がつまらなかったのかな?


まず怪獣がでてくるまで、危機が迫っているって感をあんまり出せて無かった。前半の理由がこれかな。それに、怪獣研究チームの渡辺謙演じる芹沢博士のパートと原発崩壊に疑問を持った親子のパートがうまくかみ合っておらず同時進行で進んでいくんだけど基本的に面白くない。

怪獣が出て来てから話の基本ラインがなんなのか分からなくなる。ムートーの繁殖を阻止するってのが大筋になるんだろうけど、もう一つ上に、脅威になる怪獣を倒すってのがあるはず。しかし、この映画では脅威の怪獣はムートーだけでゴジラは脅威じゃないって感じで話が進んでいくのでなんか不完全燃焼感は否めない。

戦闘シーンはかなりの迫力


とまぁ人間パートは最悪な印象を受けたのですが、2匹の戦闘となると、とたんに面白くなります。ホントにゴジラ、カッコいいしムートーが恐ろしい。特に、ゴジラが熱線を吐く所なんかは歴代の仲で一番かっこいいんじゃないかってくらい素晴らしい演出が施されてます。この時代に怪獣の戦闘ってどうなの?って思ってた自分が恥ずかしい。これぞ怪獣の戦いってのを見せてもらえました。

3Dで観なくてもいい


迫力の映像なんですが、3Dじゃなくても問題ないです。とくにこれ3Dだから奇麗、迫力あるって所も無かってですし。2Dで十分なんじゃないかな。

最後に…


とにかく眠さをこらえるのに必死な作品でした。人間パートを半分にしてさらに、話を面白くなればなぁ〜(もう別作品じゃねーかw)ただ、戦闘シーンは歴代の中でも一番って言っていいくらい面白いし、かっこいい。監督のゴジラ愛が伝わって来ます。次回作もあるみたいなので次ぎはお話が面白い事を期待しようかな。

補足 2015/02/19


去年の9月くらいにもう一度この映画見ました。二回目見たら結構面白かった。ストーリーが頭に入っていたからかもしれませんが、一回目見た退屈感は無く楽しく映画鑑賞できました。だから、つまらないって思ってた方ももう一度見ることをお勧めします。やっぱり戦闘は面白かった。


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