2014年4月22日火曜日

【映画】パシフィック・リムを観たので感想を書く【監督 ギレルモ・デル・トロ】


ロボット属性のない僕が、楽しめるのか。ハリウッド版ゴジラ公開を迎えるにあたり怪獣映画を見直そう企画。今回は去年ネットで話題になった「パシフィック・リム」です。日本のお家芸のファンであるギレルモ・デル・トロ監督が作ったロボットファンにはたまらない夢の様な作品だそう。ガンダムすら全部見ていない僕が楽しめるのか…

B級臭ただよう雰囲気とは裏腹に面白い


ロボットファンじゃないけどゴジラ好きであるため楽しめた。動きがいいですね!金かかってるなぁ〜て思うスムーズな動き。イェーガーの迫力ある戦闘が楽しめます。特に好きだったのが香港での戦闘シーン。コンボを繋いでのロケットパンチはカタルシスを大いに産みます。

怪獣の皮膚感とかデザインが結構好き


敵役の怪獣達も結構こってます。皮膚感とか素晴らしいし暴れ回る怪獣の動きは非常に見応えがあります。デザインはいいんだけど、やっぱりゴジラの方がかっこいいかなw

ストーリーは基本的に苦戦ストーリー


全般的に苦戦ストーリー。この映画、イェーガー活躍物語で言う後編なのかな?最初のいきさつみたいな説明シーンでイェーガー無双の時代は終わってしまう。ロボットアニメの中盤でよくある一度敵にやられるところからお話はスタート!そんで苦悩やトラウマを乗り越え再復帰するところから話は始まります。だから、ロボットつぇぇ!みたいなシーンがあまりないんです。よくやられてるなぁ~って印象しかない。ロボットもの序盤で無双しているシーンがもっと見たかった。

愛菜ちゃんの演技に感動!!


芦田愛菜の怪獣から逃げて怯えるシーン完璧じゃね?さすが天才子役。予告編にもあったが、ダストボックス的なものに隠れて怪獣の足音、振動に怯えるまなちゃんは本当にうまい。本当に天才なんだなぁ~うまいなぁと感じられるシーン

やっぱりあった。もはや芸術的な日本の町並み描写


それと、もはや芸術的というか日本人にはできない独特の日本風景。具体的には看板です。ウルバリンサムライにもあったが外国人が描いた現代日本の街並みにある看板。ムッチャ変な日本語。結局なに売ってるの?とかそのお店、そんな色使いじゃダメでしょ的なものが満載。せっかくのマナちゃんの演技を見てるのに気が散ってしまう感は否めないけどこれはもはや芸術だとおもいます。

二人で操縦って設定いる??


イェーガーの操縦は、ロボットとシンクロして自分の動きがロボットに伝わりロボットが動くってシステムです。それを二人で行います。操縦者二人がシンクロして脳の情報を共有して一心同体となり同じ動きをする事によりイェーガーが動きます。

でも、主人公二人は物語の最初から結構仲がいい。対立しあう事も無いし、性格が合わないって描写も無い。むしろコイツがベストパートーナーだって最初の方にわかる。だから二人で意思疎通がうまく言っても全然カタルシスが産まれないんです。そうなると、この二人で一人って設定いるのかな?って思うのです。

最初は対立しあったけど戦いの中でだんだん仲が深まっていき、信頼が生まれ敵を倒すってストーリーラインじゃ無いんで、それじゃあ一人で操縦ってして複数ロボット出す方がよかったのに…って思いました。


最後に…


とにかく楽しめた。話もそんなに複雑じゃないし、細かいアイテムにもこだわっていて見てて気持ちがいいです。それに何と言っても香港での戦闘シーン。あそこでの対決、先ほども言いましたがロケットパンチが炸裂するまでの流れは見事です。モンハンで敵の攻撃をかわしながらハンマーの溜め攻撃が決まったみたいな…分かりにくい例えですがそれに近い感じを受けました。ラストもハッピーエンドで終わるし見応えあるんじゃないかな。ロボット属性無くても見て損は無い作品だと思います。

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