2014年4月26日土曜日

【劇場映画鑑賞】アメイジングスパイダーマン2を見て来たよ【監督 マーク・ウェブ】



約1ヶ月間映画館に行けなかったので今日は久しぶりに三田ウッディタウンまで行ってきた。土曜の3時代の上映ってだけあってなかなか混んでいた。車のタイヤ交換してから行ったので上映ギリギリに到着。予約しておいて良かった。

今回は3Dの吹替でみた。なぜそれを選んだかって?それしかなかったからだ!!正確に言えば2D字幕と2種類選べたのだけど2D字幕は結構遅い時間から上映だったので3D吹替を選ばざるを得なかった。スパイダーマンって昨日上映開始した作品なのにこれだけしか上映回数無いとわ…いかにシネマコンプレックスと言えど三田ではもはや選択の余地すらないのだ。なんかチケット購入の時点で寂しくなった笑

やっとの事でみた作品なんだけど…う~ん、予想はしていたけどやっぱりつまらなかった。いや、つまらないと言うと語弊があるなぁ!逃げた表現になるけど「面白くないことはない」ってのが最適な表現かな。

3Dは確実に進化してる!!


意図に反して3Dを見る羽目になった僕だが正直3Dにして良かったと思う。前みた印象より確実に綺麗に立体的になっていると思った。前みたのはアバターだったかな??とうじは、奥行きが少しあるけどこれで映画代にプラス3D代追加されるだけの価値は無いと思ったが今回は違った。奥行き感がましているのは間違いないが、人とか物は、3D対象となったオブジェクト一つ一つが本当にリアルにみえる。物が飛びたすようなシーンは本作では数カ所しか見当たらなかったがそんな点はどうでもいい。今作の3Dの醍醐味は普通のシーン、戦闘シーン、ありとあらゆるシーンでの造り込みだと思う。3Dにすることで全体的にワンランク上の映像になってると感じた。

戦闘シーンは圧巻。電撃の描写が素晴らしい


今回のメインの敵は電気を操る「エレクトロ」です。彼自身はもともと冴えない技術者だったみたいですけどよくわからない描写で何故か電気を操れるようになります。そして、よくわからない理由でスパイダーマンと戦う羽目に。動機はてきとうだけど戦闘描写は素晴らしい。エレクトロとスパイダーマンの初戦なんかかなり燃えました。スローモーションで今どう言う状況って事を一通り見せておいて、次ぎに速回しでスパイダーマンが行動し、問題が起きそうな点を素早く対処!たくさんと人を危機から救い歓声ご湧く!素晴らしい流れです。スパイダーマンは街の人から愛されているって描写がたまらなく好きです。

スパイダーマンの悩みがイマイチ


前回彼女と暮らしながらヒーロー続けるって決めたんじゃないの?まだ振り出しに戻って付き合うの付き合わないの…何回見せるんだよ。それを苦悩って言われても。

それぞれの敵の動機がイマイチ


敵に関してもゴブリンはご都合で無理矢理悪くなっていってる感じもするし、エレクトロも同様で、何故あんなにいい人が憧れのスパイダーマンを目の前にして破壊し始めるのかが理解できなかった。今回は二人敵が出てきます。メインの敵はエレクトロっていう電気を操るもの。もう一人は前シリーズでも出て来たグリーンゴブリン。三人目も一応出てきますが最後にちょっとだけおまけみたいな感じで出てくるだけなのでどうでもいいです。

このグリーンゴブリンとエレクトロ二人。敵役なんですが、悪くなる動機がよくわからない。特に、エレクトトロの方は惨い。元々スパイダーマンに憧れてたんだから戦う理由は無いはず。それに街を破壊してる理由もよくわからない。街の電気系統の設計をしたのは彼なのに緋の目が当たってない。ってのが理由っぽくなってるけど、なんか動機としては弱いです。

グリーンゴブリンも自信の病気を直すためスパイダーマンの血が必要だと考え、スパイダーマンに要求するが断れたので逆上し敵対するって安直すぎないか?死が迫っているとはいえ思考能力無さ過ぎでなんかよくわからないキャラになってる印象でした。

ある人物の結末が納得いかない


え?あの子、そんな結末にしちゃうの?それしたらスパイダーマンの存在意義すら崩壊しちゃわない??いや、存在意義まで言うと言い過ぎかもしれないが、こんな事が起きれば2度と立ち直れないレベルにまで落ち込むだろう。それに対し終盤「ここが俺の居場所だ」なんてテキトウでありがちなセリフで立ち直ってるのもなんか納得できなかった。

最後に…


映像ってだけに焦点を当てれば文句ない最先端のCG描写を使った映画です。電気を操るシーンなんか迫力あって綺麗だし、スパイダーマンのスピード感も迫力とスリリング感に満ち溢れてます。ただ、それをつなげるといい映画かと言うかは別。お話自体は前の悩みをもう一回悩んでみたり、敵役が敵役に産まれてしまったからしょうがなく悪くなる動機を探して悪に手を染めるみたいな大人の事情が完全に見える話運びで感情移入しにくい作品です。まぁストーリー抜きで見れば映像は素晴らしいし3Dで見るとほんとキレイで3D技術の進歩がはっきり分かる作品だとも思うので劇場で見ても損は無いかな。ただ、ストーリーは期待しちゃダメww

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