2014年4月1日火曜日

【相続税100%】働かざるもの、飢えるべからず。の感想【小飼弾】



ブロガーとして有名な小飼弾さんの本、「働かざるもの飢えるべからず」を読んだ。小飼弾さんはニコニコの「朝まで生激論」って番組のベーシック・インカムの回で見てその発送の柔軟さ、奇抜さに驚いたのを覚えている。その時語っていた相続税100%のことも本書で詳しく書いてある。今、手元に本がないので記憶を頼りに感想を書いてみる

働かざるもの食うべからずは古い!!


ベーシック・インカムの本ではよく言われていることだが技術革新で多くの人が働かなくてもいい状態が来ている。それなのにムリヤリ仕事を作って現在の貨幣経済を維持しようとするのではなく、BIを導入して富を公平に分配しましょうよってのが書いてあるのだが小飼弾さんの言葉で書くと面白い。特にタイトルでもある「働かざるもの飢えるべからず」ってのは非常に引きつけられる。もうそんな時代じゃないんだよねぇ〜と改めて実感しました。

画期的な財源!相続税100%


まさに小飼節炸裂といったところ。なるほど!!と声を出してしまった案である。ベーシック・インカムに関して可能性を模索している本で、よく目にするのは財源案。ただ、僕は経済、社会制度を殆ど知らないので年金、失業手当や不要になった公務員を減らして…ってところまでは理解できるんだけど、社会保障うんぬんや医療保険の事になってくるをよくわからなくなる。なくすのがいいのか、悪いのか。無くしてやっていけるのか、いけないのか。この議論は反対意見も考えるとさらに理解できなくなり、誰が正しいのかなんて知識のある人間でもやってみなきゃわかんないって事になってるんだと思う。

それに対し相続税100%は単純で明快。それをBIの財源に使おうってのだからほんと面白い発想をする人だと思う。この案はBIだけとどまらず、相続争いをなくしたりいい意味で人生プランを変える程の力を持っていると思う。確かに、生きているうちに税金を多く取られるのは嫌だし老後は不安なため貯金しておきたい。ただ、死んだらあの世にお金もっていけないんだから実質的に痛手0でBIが実現できる!ほんと素晴らしい案だと思うんだけど実現するにはBIより大変な気がする…

余った土地で太陽光発電


この本では、BIだけでなくエネルギー問題も書かれている。弾さんが進めているのは太陽光発電。いずれパネルも安くなり普及すると原発に頼らなくてもクリーンなエネルギーが十分手に入るとのこと。この辺りになるともう僕の頭では嘘かホントかわからない。反論しようにも材料がないって感じで信じるしかないのだが、事細かく丁寧に書かれているので理論だけでも面白かった。

最後に…


手元に本が無いため、もっと書きたいが思い出せない。非常に残念だ。BIの賛成者にこんな柔軟な発想を持つ小飼弾さんが味方でいるなんて非常にこころ強い。そんな気にさせてくれる一冊です。

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