2013年12月22日日曜日

【ネタバレ】ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIEを見て来たから感想を述べるよ!【しないように頑張る】


予告編


本日、福知山シネマに見に行ってきました。10年ぶりに大阪や三田などの大型映画館じゃなく、2スクリーンの映画館に行ったのでああこんな感じだったなっていろいろ思い出しました。

福知山シネマの感想


・スクリーンが小さかった。(まぁ大型映画館と比較して小さいくらいなので十分大きくすぐ慣れます)
・え?ジュース自販機なんだ!(料金は120円〜150円なので良心的)
・席が指定じゃなぇ〜(予想はしてたけどやっぱり今もそうなのねwでも、人少なかったからいい席で見れました。)

必ずTV版の方を見てからいくように!


さて、映画の感想を語ります。まず始めに!ここ言うと若干のネタバレしそうで怖いのですがこの映画、TV版「ルパン三世VS名探偵コナン - 金曜ロードSHOW! - 日本テレビ」の続編です。最初の方は気にならないのですがラストあたりでテレビ版のくだりがたくさん出て来て、「おい!落ちにそれ使うなんて見てる前提かよ!!覚えてねーよ」と激しくツッコミを入れたくなりました。だからネットとかに落ちてると思うので見てから映画に行く事をお勧めします。

僕の2作品の認知度


名探偵コナンは小学校の頃から中学まで読んでたかな?約10年間くらいブランクあります。だから、小さくなった経緯や主要メンバーの知識はありますが、黒の組織事件がどこまでどうなってるかは分かりません。一方ルパンに対する知識はさらに貧弱で、小さい頃、年に一度ある二時間ものを数回見た事あるくらいです。だから、主要キャラの有名な設定くらいしか分かりません。

そこそこ期待していったがそれを乗り越える面白さ


これはお祭り映画です。お祭り映画はハードル低く見るのが大前提だと思ってます。多数の魅力的キャラがでる作品はストーリーが散漫になってしまう傾向があるような気がします。ですが、TV版が僕的にはすごく面白かったので「期待しすぎず期待する」という高度な期待感を維持しつつ映画館に向かいました。本編を見た大まかな感想としては、面白かった!!期待を乗り越えよく頑張った!!って感じです。よかった所書いていきます。

テレビ版よりもキャラが多く出演してスケールアップ


ルパン一行、コナン君、蘭姉ちゃん、園子、毛利小五郎に加え灰原やゲンタ、光彦、歩ちゃんが出演してます。それもゲスト出演のワンシーンレベルじゃなく、しっかりストーリーに食い込んでます。それに予告編にも出ていましたがスケボーが斬鉄剣により真っ二つにされるシーンや、スカイツリーでの迫力のあるシーン、ルパンと不二子ちゃんとのお約束など見応えのある所満載です。

次元とコナンのコンビはなんか燃える


テレビ版にもありましたが、次元とコナンのコンビのシーンがまたあります。「パパ」のくだりです。この二人の絡みなんか好きなんだよなぁ〜多分、テレビ版の方でも好評だったんでしょう。今作でも結構多く割り振られてます。コナンが次元をからかい、それをあしらおうとするもコナンの意図通りに動いてしまう。なんか二人のキャラがよくマッチしていてほっこりします。さらに言えば今回は先ほども書いたスカイツリーのシーンで協力して活躍するので燃える所もあり、いいぞ!!ってなります。次元がガラスを割る時、銃弾の数を言う時かなり燃えました。

不二子と灰原のお色気シーンでハッとなる


ここも予告編に一瞬あったと思うのですが、不二子と灰原のお風呂シーンがあります。ここ要注意です。僕はただのルパン作品のお色気パートだ舐めてみていたのですが灰原がいいことを言います。灰原と同じ浴槽につかる不二子。不二子は灰原に

「私と組んで開発していたアポトキシンを完成させない?」

と問いかけます。その問いに灰原は

「完成させてどうしたいの?」

と答えます。不二子は

「完成させて、若さを手に入れる」

の用な事を返す。すると灰原は

「あなたはその美貌で世界中の男を手玉に取り欲しい物を何でも手に入れて来た泥棒。決して過去を振り返らなかった。女は若さに取り付かれ過去を振り返れば終わりよ」

的な発言をして浴室を後にします。ちょっと格好良すぎでしょう。舐めていた分ハッとさせられました。現在はやりのアンチエイジングへの警鐘と言いますか、僕の歳になるとちょっと若さを保つ的なことを気にしだすんですよね。女性だともっとその思いが強いと思います。

でも、本当に大事なのは体よりも心のアンチエイジング。考えが凝り固まってつまらない思考しかできなくなるのじゃなく、柔軟性と希望を保ちつつ経験を加え行動する。こうあるべきなのに、アンチエイジングは体の方ばかりに目がいきがちですが、そういった所の方が大切だと気づかされた一言でした。

なんか心に残ったシーン

クライマックス近く、飛行機の中でルパンとコナンの前に立ちはだかる敵。その敵がマシンガンをぶっ放し、窓が割れ敵自身が放り出されそうになります。自分自身の身も危ないのに敵を助けようとするコナン。しかし、どうやら救出できそうにない雰囲気の時、ルパンが
「やめとけ、これがあいつの運命だ」
とコナンを諭します。敵は窓の外に消えていく。このシーン以上にかっこ良かった。同じ頭の切れる天才同士。だが年齢が違うと言えどコナンはまだ高校生、人生経験という意味ではまだまだ未熟です。経験ではルパンが勝るのです。そのルパンが言うのだからなんか重いですし、その言葉があったから次のシーンへ心を残さず行けます。最高の一言です。

ルパンとの対話はやっぱりカッコいい


クライマックスのシーン。絶対絶命のピンチの中で二人が協力するシーンはカッコいいですね。ライバル同士の会話劇。ストーリーで言うと解決編といいますか「どのへんから気づいてた?」的なシーンです。コナンが今回の事件の全貌を本編でちりばめられたヒントを元にルパンの計画なんかを説明していきます。お互いの「さすがじゃねぇか」感やお互いの力量を認めあってる感じがたまらなくカッコいいです。

ストーリーは難解


これは僕の頭が着いていってないのか、お祭り映画特有の御都合主義で整合性が獲れてないのか分かりませんが、一回見ただけではちゃんとストーリーをはあくできませんでした。最後、コナン君が解説してくれるのですが、これがこうなってって考えながら話も追わなきゃならないので着いてけませんでした。もう一回見たら分かるかな。まぁ、ネタあかしが分からなかっただけで全体的には何をしてるか分かるので十分楽しめますけどね。


まとめ

迫力もあり、キャラ同士もうまく絡み合い、心に残るシーンもある。素晴らしいんじゃないでしょうか。是非映画館での干渉をお勧めします。あ、TV版を見てからね!



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