2013年8月6日火曜日

「評価経済社会」の勉強メモ

現在読んでいる「評価経済社会」の理解度を深める為にメモというかノートをとりたいと思います。

評価経済社会とは…評価が貨幣の上位に来て、貨幣が評価に追従する社会のこと

つまり、評価が貨幣より強くなり僕たちは貨幣より評価が欲しくなる。という社会が来るという予測です。そんな事急に言われても意味が分からないでしょう。もうちょっと噛み砕きます。

パラダイムシフト
パラダイムは元々「模範」や「範例」という意味だったが過大解釈されて「認識のしかた」や「考え方」、「常識」、「支配的な解釈」、「旧態依然とした考え方」という意味で使われているようです。ここでは後者の方の意味で扱います。

パラダイムシフトとはそれまでの常識や価値観(パラダイム)がシフト(変わる)する。という意味です。そのパラダイムシフトが今来ているらしいのです。

第三の波
今回のパラダイムシフト、僕らが経験しようとしているそれは人類の歴史から言うと三回目だそう。これはトフラーの言う方の「第三の波」という本に書いてあります。この本、1980年代に書かれたものです。トフラーはすごい洞察力ですね。

その「第三の波」に書いてある三つ目の革命ですが、それは「情報革命」らしいです。順をおって説明していきたいと思います。これらの革命は「引き返せない楔」といって一旦その革命が起きてしまうと元には戻れず、一世代前の生活を下に見てしまう用になります。

狩猟時代
原始人の時代ですね。獲物を追いかけて生活していた時代です。集落の人間は多いと狩りなどの人手で助かりますが、捕獲した食べ物が行き届かないかもしれません。それに対し、少なすぎると食べ物の配分は多くなるかもしれませんが、獲物を捕まえられないかもしれません。だから、集落の人数は多すぎず少なすぎず、ギリギリの人数だったと予測できます。

そんな時代の人たちは一番関心のあるのが「今日食べるもの」です。貨幣なんか欲しい訳も無く評価も必要ないでしょうね。

農業革命
狩猟時代に革命が起きます。第一波の革命です。農業の確立です。それまで今日食べるものはあっても明日はわからないという生活を送っていたのが、安定した作物が手に入ります。そうなるとある場所に定住するようになり、それは村となります。そして、宗教や階級が生まれます。宗教を信仰して神父をあがめます。宗教中心となり階級社会が定着、それに誰も疑問を持たない日常となる生活が農業革命によって生まれました。一番欲しいものは名誉や地位、いわゆる「評価」ですね。この時代は評価社会というそうです。評価経済社会ではないのでご注意を。

産業革命
その、宗教社会に第二波の革命が来ます。産業革命。機械の登場です。それまでの手作業とは比べ物にならないくらい生産量になります。それが生まれたことにより労働者が必要になり、人々は村を出て都市に住みます。それまでの宗教の力は弱くなり、貨幣の力が強くなります。貨幣経済社会の確立です。金を持ってるやつが偉い。階級の意味も特になく徳を積んだものではなくて稼げるやつが偉いのです。国は貨幣を流動させる為に「金本位制」を辞めて「管理通貨制」にします。男は嫁を貰い女性に家事をしてもらい工場労働に専念できる環境を作ります。今よりちょっと前の社会ですよね。一番欲しいものは貨幣。評価なんかなくても、みんなに嫌われてようがとことん稼げるやつが正義です。

情報革命
これが、現在起こっている革命です。産業社会から情報社会へシフトしている状況です。ネットワーク化によって一気に一つになろうとしています。グローバル化が進んでいき住んでいき、自国だけでなく世界を視野に入れる事が出来るようになってます。価値観もどんどん統一化されていってます。ここまでは現状。ここからは未来予測なのでホントなのかわかりません。

評価経済社会
ネットワークは経済を発展する為に使われるのではなく、自分の気持ちを多くの人に理解してもらう為に使われる。人々は自分の気持ち、意見を大切にしてそれに賛同してくれる仲間を求めるようになる。そして、何より「評価」が欲しくなる。より多くのみんなに好かれる奴が正義になり、何かしたくても嫌われ者はお金を使う事でしか達成方法がない世界です。農耕時代の「評価社会」と「評価経済社会」の違いはその評価が貨幣のように流通するようになる。この評価の流通云々は理解、イメージ出来ていません。

僕なりの解釈。貨幣経済社会(現在)から評価経済社会への推移を予測
現在ある職はすべて無くなる可能性がある
産業革命の成熟により徹底的な効率化が進められています。現在はその過渡期、これ以上ロボットや機械による効率化してしまうと貨幣経済そのものが崩れてしまう状況です。よく例に出しますがロボットカーが出現すると今までと比べ物にならないくらい多くのドライバーが職を失います。そしてその失業者を受け入れる器はもう社会には無い。会計ソフト「弥生」の機能をネットに上げ、無料もしくは低価格で運営すれば弥生の会社はすぐ傾くでしょう。インターネットや技術の進化は多くの人から職を奪います。

不動産屋?ネットのSNSで部屋を探せて大家と契約できるシステムが確立すればどうでしょう。ネットだから、その人の前の大家からの評価も付いて来ていい住人かもわかるみたいにすればどうだい?

本屋は言うまでもありませんね。みんなAmazonで本を買って街の本屋は軒並み潰れてます。まだまだ発展途上ですが電子出版もありますね。出版社の腹ひとつです。さらに進めば出版社を通さず電子出版する方法もあります。素人作家がどんどんうまくなっていくのをみんなで応援しながら成長させていくって言うビジネスモデルも面白そう。

今ある、商売をネットでどうやって潰せるかって考えるの面白うそうですね。次回、記事にしよう。

みんなが職を失う可能性
話が脱線しました。戻します。そうなれば、多くの人が職を失い、職を持ってる人間が少数はとなります。ここで言う職ってのは正社員と言われる職で非正規社員のアルバイトなんかの仕事は多く残ります。正社員は超エリートになるでしょう。その世界ではどうやって生活が成り立っているのかは予測不能です。ベーシックインカムなのかアルバイトで生活できる金額にあらゆるものの値段が落ちているのか。わかりませんが、働かない選択ができる社会が現れます。

働かない選択の出来る社会
先ほども言いましたがどうやって生活しているのかはイメージできていません。しかし、技術進化やネットワークによって仕事が減少するのは間違いありません。特にネットワーク、インターネットの力は強大で仕事が激減する可能性を秘めています。そうすると、仕事が無い社会が来るのは必然です。その世界では働いてない人が多数派なせかいじゃないでしょうか。

そして評価経済社会へ…
働かない人が多数な社会が、生活水準が下がってるってことは無いと思います。すると、人々はネットワークを趣味に使いだします。SNS的思想が進化して自分は公開するものとなり…という具合に考えました。疲れたので今回はこの辺で…全部読み終わったらまたレポート書きます。


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