2013年7月2日火曜日

サイボーグ(仮)ストーリー編〜漫画設定を考えてみた〜

前回書いた設定編に引き続き今回はストーリー編を書いて行きたいと思います。

この設定で考えたのはダブルキャストで政府軍と革命軍、一人づつ主人公を出し両方からそれぞれの主人公の視点で話を進めて行きます。

政府軍、主人公概要
まず、政府軍。この話は幕末になぞらえてキャラ名をつけたので政府軍の主人公はソウジ。沖田総司がモデルです。少年のような風貌で華奢な感じであるが剣の腕は超一流。正義感が強い。少年漫画のザ主人公って性格。幼き頃に交通事故に遭いサイボーグになった。幼き頃から機体を操縦している性もあるが天性の才能で機体のスペックを超える動きを見せる。

政府軍、瞬息のソウジ
ソウジは京都(政治の中心の街)で治安維持部隊(警察的な組織)に所属。優秀な隊士で違法賭博や暴徒鎮圧など凶悪事件を若干十六歳で数々解決して来た。その日も、彼は事件解決に向け、部下を引き連れ違法賭博場に乗り込み陰の首謀者を捕まえるという大仕事を成し遂げた。屯所に帰ると吉報が届く。彼が兄のように慕っていたトシゾウが殺されたというのだ。

ソウジの話の冒頭
トシゾウは田舎から一緒に出て来た仲間である。戦争が激しくなり都の治安が悪化したので治安維持部隊の募集をみて、一旗揚げてやろうと都に出て来たのである。トシゾウも優秀な隊士でその優秀さがかわれ大物議員の護衛についていた。殺したのは反乱軍のイゾウという男で、姿を見たものはまだ誰もおらず、相当な剣の腕前で遭遇したら逃げろと忠告されるくらいの人物である。見事に機体の急所をつぶし身動きがとれなくしておいて脳を一撃。それも、相当な早さで行われたと推測される。もちろん、トシゾウの剣の腕もかなりの腕前であった。ソウジはイゾウへの復習を誓い、治安維持部隊から反乱軍討伐隊に席をうつす。

反乱軍 主人公概要
次に、反乱軍イゾウ。維新側のニヒルなイメージのキャラがよかったのでイゾウとしました。暗殺のスペシャリストですが剣術は随一。生身型サイボーグで鋼鉄製のどのモデルよりもスペックが高く、それを使いこなす。さらに、少々の霊的な力も発揮するので、彼にかなう者は未だかつて誰もでていない。対峙して生き残ったものはいないので顔を見たものはいない。

反乱軍、豪腕のイゾウ
イゾウは、反乱軍の街に生まれた。幼き頃からエリート戦士として育てられ、○歳の時彼のDNAにそって作られたバイオ科学の集大成とも言える生身型サイボーグに脳を移植される。使いこなすまでに幾年もの月日を必要としたが、才能が開花した彼の前に敵はいなかった。数百体のサイボーグ部隊を一人で全滅させたり、難関と言われる潜入ミッション、暗殺などをこなした。戦争が大詰めになってきた時には28歳という歳を迎えていた。

イゾウの話の冒頭
多量の武器を政府の領地へ持ち込むという任務で、ダミーの船を用意して入港させ政府軍の目をそらしたが、ソウジが本物の船の入港場所を見抜き小隊を引き連れその港に現れる。反乱軍のミッションは失敗だと思われたがそこで待ち構えていたのはイゾウだった。

二人の初対峙
政府軍の主要機関を潰す為の武器でこのミッションは失敗できない重要なものだったので最後の砦にイゾウがいたのだ。初めて対峙する二人。小隊に囲まれ劣勢かと思いきや一瞬で隊を殲滅するイゾウ。その猛烈な攻撃に一人耐え抜いたソウジは、この戦闘力をみて、こいつが憎き兄の敵だと確信する。彼らは正体を知らずに一度、酒場かなんかであっていて意気投合したなんてエピソードがあってもいい。

初対決
復讐に火がついたソウジはイゾウに向かっていく、イゾウも今までとは格段に違う相手に驚き苦戦する。端から見れば互角の戦いをしている用に見えるがイゾウは幾分か実力を温存しながら戦っている。それは、初めて自分と対等に戦える相手が出て来てうれしいであるとか好きな理由でよい。ただ、早さはソウジの方に歩がある。ソウジの閃光のような攻撃の一打がイゾウに決まる。しかし、イゾウは対してダメージを食らっていない。イゾウは少々本気を出し強烈な一打を与え、ソウジのガードもろとも砕きボディの中心まで刀で切り裂いた。戦闘不能になった、ソウジはそのまま崩れ落ちる。戦っている間に武器をイゾウの仲間がトレーラーかなんかで運ぶ。この戦いは時間稼ぎであった。任務を終えたイゾウはとどめをさすことなくその場を立ち去る。

ここから通常回
ここからの細かいエピソードは特に考えていません。いわゆる通常回です。細かい話をしながら大きな話の流れを進めていくって感じですかね。まぁ、一つの事件が起きてソウジが捜査、イゾウが絡んでて追いつめるも逃げられる。的なエピソードがあるんでしょうね。この辺で、政府の国でサイボーグ史初の脳による老衰で死亡した人間が現れる。その事により、死にたい、サイボーグの料金を払う為に永遠と政府に金を払い続けるのは、労働を強いられるのは嫌だ!という人間達も現れる。そいつらとの戦いも書いてゆく。

終盤
この長きにわたる戦争も大詰めを迎える。軍備、作戦が整った反乱軍が総攻撃を仕掛けるのだ。その動きをいち早く察知したソウジは対策を考える。もう、このときは結構な地位にいるのかもしれない。反乱軍が目指すのは天空国会議事堂。ここの議員どもを制圧して政権を潰す計画だ。議会など議員が総集結する時をを狙う。

ラストバトル概要
計画実行の日、イゾウ率いる反乱軍は議事堂に向かう。遅れながら、対策をとったソウジはそれを迎え撃つ。この辺は新型のコンピュータウイルスなんかをまき散らし、サイボーグ立ちを感染させる。でも、ネットワークでつながっている彼らはマザーブレイン的なスーパーコンピュータが対策ソフトを作成し対策処理する。その間わずか数分であるが政府軍は機能停止するのでそこを狙って議事堂に侵入する。

ラストバトル開始
天空国会議事堂一階ロビー。塔のようにそびえ立つエレベータ前にソウジは待ち構えていた。イゾウは仲間を先に行かせ決着をつけるべく対戦する。ソウジはイゾウ対策として新型のサイボーグに乗り込み戦う。スペック的には両者同じ。魂を削りあう激しい戦いが始まる。

クライマックス、頭脳派ソウジ。しかし…
二人は戦いながらエレベーターで上空にある議事堂に向かう。ソウジはすでに手を打っていた。この計画を知ったソウジは飛空船を手配して議事堂の非常用ターミナルに手配していたのだ。みたところ、飛空船の姿はない。すでに議員たちの救出は終わったものであると予想した。この階はイゾウとソウジ二人しかいない。その事をイゾウに告げると驚き議会場に入る。しかし、ソウジの予測と反して、会場にはすべての議員が席に座っていた。ソウジは飛空戦が来ていないのか。どうして逃げていないのかを問いかける。そこに最長老議員が出て来て説明する。

逃げていない理由。話のオチ
簡単に言うと、彼らはもう死にたいらしい。その為、水面下で反乱軍と話を付け自分たちがどうやって死ねばいいかの落としどころを模索した結果だと言う。反乱軍にやられて命を落とすのであれば誰も文句は言えない。その為この国会議事堂制圧計画は特に大きな困難無く進んだのだ。

どうする二人??
イゾウが知らなかったのは純粋に計画を実行してもらうため。政府、反乱軍両者の目的は一致している。イゾウには余計な邪念無く議員を殲滅して欲しかったのだ。事実を知って戸惑う二人。イゾウは戦意を失う。でも、反乱軍の計画ではこの場所の爆破も計画されており、二人はこの場所から逃げる必要ある。

ラストは決めていない。どうしよう…
ラストだが、ここで立場関係なく二人は決着を付けてもいいし逃げて和平を結んでもいい。バトル漫画的には前者の方がいいけど、二人の感情的に戦うとは思えない。ここは作者に任せると行った感じでw用は政府のサイボーグ議員達の自殺につきあわされてたって話。死の存在、意味について考えてみようよってテーマです。

まとめ
政府軍は体をサイボーグにしていつまでも健康でいようよ。反乱軍は自然に逆らわず死を受け入れた上で限られた時間をすごそう。

お互い意見の違いにより戦争。長年続く。主人公達はお互い刺激を受け合いながら成長していく。

ラスト。反乱軍は総攻撃を行うがそれは政府、反乱軍に仕組まれたものだった。理由は自分たちが自殺するため。二人はどうする?

最後に…
てのが、サイボーグのテーマで考えた話です。
永遠に近い命と死。死というものを深く考えてみました。死はみんな嫌でさけたいものだけどあるから生きていけるのかなぁ〜終わりがあるから頑張れるみたいな。死は怖いけどそんなに悪いものじゃない気もしてきました。皆さんはどう思いますか?


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