2013年6月9日日曜日

空手とボクシングの違いを自分なりに考えてみた。(2)

以前書いた、空手とボクシングの違いを自分なりに考えてみた。の記事の続きを書きたいと思います。

ディフェンス(防御)

ボクシングの場合
防御についても思想に大きな違いがあると思います。ボクシングの防御の基本は回避です。バリングという相手のパンチをはらう防御方もあるらしいのですが、避ける方が印象的です。相手の攻撃をかわすのが基本の防御だと思います。ボクシングは三分、十数ラウンドという長時間戦います。そのルール上、相手の体力を奪う必要があります。バテさせてこちらのパンチを当てやすくする為ですね。その中でパンチの空振りは大幅に体力を奪います。受け止める、はらうより、あの近距離で避けるほうが難易度が高いですがその分、体力を奪うメリットは高いです。なのでかわす、避けるといった技術が発展したのではないでしょうか。
ダッキングー上体を前に屈めるようにして相手のパンチをかわす戦法

空手の場合
一方、空手の防御は受け、相手の攻撃をブロックすることが基本の防御法だと思います。
空手の格言というか、名言に「空手に先手なし」というものがあります。空手には「形」というものがあります。そして、攻撃で始まる「形」を僕は知りません。多分無いと思います。受けの種類も多くあります。
四股立ちからの下段払い

さて、その受けですが空手の受けというものは単純に相手の攻撃の軌道をそらすというものでは無いと思います。受けは相手の攻撃して来た部位をつぶす、攻撃するのが真髄だと思います。相手がもう攻撃したくないと思わせれば、さらに言えばもう攻撃できなくすればいいのです。

こんな感じで、防御にも空手とボクシングには思想の違いが見受けられると思います。


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