進撃の巨人、最新刊まで読みました。感想は…面白かった。前読んだときは、女型の巨人を捕まえた森でところまでだったので、その後こんなことになってるとは!!とにかく一気に読みました。
シンプルな構成の作品が読みたかった。
僕は、進撃の巨人が話題になり始めていた頃読んでなるほどなと思いました。それは、シンプルな敵対関係です。ややこしい関係図を持つストーリー構成ではなく「人間じゃない敵が襲ってくるから戦う」という構成に感心しました。当時、モンハンP3が流行っていて僕もはまっていました。それで、このゲームのストーリーを漫画などに応用できたらいいなぁと思っていました。もう、敵側にも戦う理由があって…っていう複雑な構成に一石を投じでくれる作品はないかなぁ〜と考えていました。ドラゴンボールで最後にラスボスとして純悪魔人ブウを出した鳥山先生の心境ですwそんな時に出会ったのがこの作品です。
しかし、シンプルなのはやっぱり物足りない
巨人が襲ってくるから戦う。そういうシンプルな作品が読みたかった。しかし、女型の巨人まで読んで、面白いとは思いましたがどうやって敵を倒すかという戦術しか読み応えが無いなぁ〜と感じました。もちろん敵に向かう兵士の決意や仲間の関係なんかも面白いのですが、何か物足りなかった。
「犯人は誰だ??」ミステリー要素が良いスパイス
その閉塞感を「裏切り者が仲間にいる」っていうミステリー的要素を使ってうまく盛り上げたのが女型の巨人以降の展開です。集落にいる時でさえ常にドキドキさせるスパイスを盛り込んできたのは素晴らしいと思います。続きが気になる!!早く読みたい。
これって日本2大ヒーロー作品がベース?
ちょっと進撃を巨人の構成を分解すると「ウルトラマン」をベースに「仮面ライダー」要素を足したものだと気づきました。調査兵団が地球防衛軍的な存在で仲間が巨人になって襲ってくる怪獣から戦う。敵側の姿になって戦うってのが仮面ライダー要素かなと。日本のヒーロー作品の大御所の構成をミックスさせているんじゃないかと思いました。そりゃ売れし面白いねw
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