「フリー」のプチ感想
僕は、今フリーという本を読んでいる。本の内容は、世の中にはフリーの商品がいっぱいありそれぞれをカテゴリに分けて分析していくって内容だ。
例えば、一個買えばもう一個プレゼントなんてのは一個ただに見えるけど実質半額。そういった例から、カミソリで有名なジッレット社がT字カミソリを流行らせるためにまず本体をタダ同然で配って刃の交換で儲けるといった内容が詳しく記されている。
この本では、特にIT分野に触れている、HDDの容量やパソコンのスペックは二年経つと半額になるって内容が書いてあって非常に面白かった。詳しい感想は後日書きます。
自覚なしの労働
さて、この本の中で僕たちは知らない間に労働をしていると書いてあります。それは、WEB上での活動ですが、WEB漫画を書いたり、YouTubeで動画投稿、ブログを書いたり
はもちろんのこと、携帯でとった写真をアップロードしたり、誰かのフィードにコメントしたりすることも労働に当たります。それは、Googleにとっては検索結果の充実に当たります。ただ調べ物をするだけでも、人の動向というデータをgoogleに提供しているのです。もちろん、使っているサービス、Facebookなどのサービスにも同様のことが言えます。つまり、商品の陳列棚を僕たちはせっせと補充していっているわけですね。しかも、自主的に楽しみながら。
時間の価値が通貨の価値を超える??
こうなってくるとデジタル化できるコンテンツは、無料もしくは低価格のどちらかで提供されるようになるでしょう。スマホひとつあれば誰もが情報発信できる時代ですからその分母はとてつもないです。今は、まだ数少ないですがもう少し経てば夢中になれるコンテンツが無料〜数百円程度で溢れかえると思います。そうなれば、そのコンテンツを楽しめる時間が非常に貴重になってきます。
国民総クリエイター時代
さらに、僕は国民総クリエイター時代だとも思ってます。これは、誰もがミュージシャンや漫画家になれってわけではなく先程も書いたようにWEBに何かアップロードした時点でクリエイターに換算します。そのクリエイト、アウトプットするための時間も考えると時間ってのはさらに貴重になります。
僕たちの多くは今時間とスキルを売って貨幣を得てます。対して価値の無い日常の時間を買い取ってもらってる、時間潰しって感覚かもしれませんがその感覚が逆転するのではないでしょうか。
「この漫画も読みたいしあの動画も見たいし、ライブにも行きたい。ブログも書かなくちゃ。でも、時間が圧倒的に足りない」
遊び呆けてる人間の戯言にも聞こえますが、これからの価値観ってこんなかんじではないでしょうか。
まとめ
僕たちは、仕事がどんどん減り楽しめるコンテンツがどんどん増える時代に生きてます。価値観が変わる日が「徐々に」なのか「突如」なのかわかりませんがかならず来ると思ってます。そうなったら怠け者の定義も変わってくるでしょうね。
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