2014年6月18日水曜日

【映画】本棚から出て来た「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」を見たので感想を!【Blu-ray】



定期的に訪れるONE PIECE熱。最近、単行本を読み返したり、ロジャーの別名、黒ひげ説を読んだりしてONE PIECE熱再来。Zをポチってしまった。
フィルムZが来るまでの間、先日本棚の整理中に見つけた、ストロングワールドを予習として見たので感想を書こうと思う。

さすが尾田先生監修。とにかく映像が豪華でワクワクする。


最初見た時は、期待度が高まりすぎて冷静に見れてなかったが、今回は単純に楽しめた。WORLDこの映画、一言で言えばワクワク感だと思う。


  • 未知の島の冒険
  • さらわれた仲間の奪還
  • かつて伝説の海賊と肩を並べた海賊との一騎打ち


ワクワクするじゃねぇか!!とにかくワクワク要素の多く詰まった作品だった。

映像がホント綺麗。大画面映えする迫力あるシーン


冒頭、未知の島での冒険で怪物達にルフィが追われるシーンなんですがここでこの作品のクオリティがわかる。細かいところまで手が行き届いていて圧巻。さらに、この画質で迫力のあるシーンを展開するわけですから最初からえ?こんなに贅沢なの?感が半端ないです。これ、Blu-rayで買ったんですがホントBlu-rayにして良かったと思った。

竹中直人の演技うますぎ!!


声優に俳優使うのって当たりハズレ大きいですよね。んで、竹中さんはあたりの方です。ホントうまい。あの持ち味のおちゃらけ演技と凄みを効かせる演技、ドラマなどでは二つを同じキャラで見ることはなかなかできません。が、この話のラスボス金獅子は普段はボケボケですが、何か事が起きると狂気な部分がすぐ顔を出します。こんな、アニメならでは、ONE PIECEならではキャラですが、両者の顔を持つ竹中さんが演じると彼の持ち味を存分に活かしたキャラが出来上がります。あのシンクロ率はすごい必見だと思います。

ナミ奪還、仲間との絆


ONE PIECEの魅力の一つとして、仲間の絆で魅せるってのがあります。今回の話のメイン軸はナミ奪還へつながる話です。圧倒的な強さでルフィ一味が金獅子の前に全滅してしまい絶望の中、ナミは選択を迫られます。金獅子の仲間になるか、否か。なればある仲間を見逃し故郷を襲うのをやめてもらえる。

絶望的な状況を前にナミは彼らの仲間になることを選択します。この辺りアーロンの件を思い出しますね。それからナミ奪還へと話は本格的にシフトします。僕が好きなのは、最後に明かされるトーンダイアルに残した波の一言。これが放たれた後、ドーンと言う効果音と共にストロングワールドの文字。そして映画は終わり、ミスチルがONE PIECEのために書いた歌をエンドロールと共に聴きながら余韻に浸る。最高の演出じゃないでか!!!ONE PIECEはこの一言に尽きる。粋だねぇ〜!

ゲスト声優いる?


とは言え、ん?と疑問に思う事もある。まずはゲスト声優枠だ。なんか最近多いよね。このゲスト枠。今回は皆藤愛子と北島康介。北島康介の方は気付かなかくて、後で確認したら結構うまかった。まぁ1セリフだけだったからかも知れないけど、物語の進行を止める事は無かった。

だが、皆藤愛子の場合は一人だけむっちゃ下手なやつがいる!!って分かって下手さで寒気が走ります。正直ひどい。これ、絶対ちゃんとした声優の人の方がいいって。てか、物語の進行に水を指しても使った方がいい大物ってわけでもないし、何でこんなの入れたのかなぁ〜と不思議に思って仕方有りません。

そういや、ドラゴンボールの神と神でも柔道選手がド下手な演技してたな〜。あれ必要?ググらないと名前も思い出せないほどの知名度なのに…この辺大人の事情なんだろうけど、後から見ると作品けがしてるようにしか見えないんだよねぇ〜


原作からの矛盾がやっぱり納得いかない


これは原作にある矛盾?疑問点なのでこの映画が悪いわけではないのですが、やっぱり原作知ってるとなぜ、こんな強いやつが「覇気」使わないで倒せるの?てか金獅子も「覇気」知らないよね?それなのに、かつて海軍を手こずらせた海賊って紹介されるのはどうしても、疑問が拭えない。

まぁクロコダイルも覇気知らないで七武海に入ってるし、この辺からおかしいんだけどね。まぁ作者が「当時は考えてなかった。インフレが進み新たな要素を入れないと持たなくなって来た」ってのは重々承知してるんだけど、物語内部だけで考えた場合なんか納得のいく設定がほしいな〜まあこれは映画の粗じゃないですね。

最後に…


とにかく、ワクワクが止まらない作品。原作知らない人でも楽しめる作品だと思います。これをきっかけにONE PIECE読み始めるのもいいかも。(長いけどw)先ほども書きましたがナミの最後の一言からミスチルの曲でエンドロールの流れを是非体験して下さい。

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