2014年6月1日日曜日

【映画】MONSTARZをみてきたよ〜!感想を語る【感想】


2014年5月31日、三田ウッディタウンへいってきました。地雷映画二本立て!見てきました。

一本目、「MONSTERZ」を見ました。

感想は…「結構面白くなかった!」かな。

ストーリーを簡単に


〜視界の人間を操れる能力 VS その能力の効かない+超治癒能力を持った男〜

ひと目見た人間を思い通りに操れる男。この男、今まで人を操り、誰にも気付かれず生きてきた。だがある日、能力が効かない男、山田孝之演じる、田中終一が現れる。終一はどんな病気や怪我も1日で治ってしまうという能力の持ち主である。
操れない事に怒りを燃やした男は、必要に終一を追いかけ回す。大衆を操り襲ってくる男に、終一は一人で戦いに挑む。どちらが生き残るのか??衝撃の結末はいかに…



良かった所

恋が始まるんじゃね?って所

交通事故の関係から石原さとみ演じるかなえさんと知り合い、稀な趣味の地図ってところが共通って所に気づくあたりが、「なんかこれ、恋始まるんじゃね?」って感じでよかった。かたや、山田君は(田中終一)ツイッター上でそこそこ人気のネット住民。かたや、地図が好きすぎて父の店を退職してその退職金で地図の本を自費出版しようしている女。稀な人種に出会えた感がなんかわくわくした。

操る男との戦闘シーン


藤原竜也との対決シーンは、その辺にいる人間が即敵となる感じがたまらない。相手は最初その場にいた友達なんですが、藤原竜也を追いかけていくうちに人混みに到着する。足が悪い相手なので、普通なら追い詰めた感じがするのだがここは人ごみの遊歩道。ここにいる人みんなが敵です。軽く絶望感が楽しめます。ラストの満員御礼のコンサート会場での人々がゾンビ化するところ。みんながこっち見てる感じがドキドキする。

それと、操る男はちょっと能力がチートです。圧倒的な力で山田君を襲ってきます。ですが、能力を使う度、体の手足が蝕まれていく設定。戦闘時には既に右足が膝くらいまできている。だから、義足を使ってるんです。だから、近づきさえすれば勝てるんじゃね?って思えるバランスがうまいって思いました。

悪いところ


全体的に退屈


全体的に、テンポが悪いのかな?退屈でした。無駄なシーンが多い訳じゃないんです。必要って分かるシーンでもなんか退屈です。

ゲームの龍が如くや、漫画の浦沢作品のような「んで、続きどうなんねん」的な興味持続要素が薄いです。まぁ上げたこの二つシリーズは持続要素が強いけど、着地(オチ)がいまいちなんですけどねw

敵役の操る男に共感できない


あと、藤原竜也演じる「操る男」に共感できない。能力を持ってしまったが故に不幸な人生を背負ってしまったのはわかるけど、それがなんか不良のいい訳で、「誰も俺の事分かっちゃくれない…」みたいな感じに聞こえます。

それに、操れる男は完全に能力をコントロールできてますよね。能力が暴発して気持ち悪がられて不幸ってわけじゃなく、自ら行った行為の結果で不幸になってるんです。だから、原因はテメーだろ感がどうしても拭えなかったかな。

超能力ものとしてテーマが古い


2014年の超能力ものって事ではちょっとテーマが古いかなと思います。超能力者が差別されるってのは2000年代にX-MENが描いてるじゃないですか。それを踏まえ海外ドラマのHEROやSPECが日常に落とし込んだ作品を描いてる。この2つはすでに民間人からの差別って感じは描かれていないのに、逆戻りしてる気がしました。2010年代も中盤です。そろそろ超能力=差別って構図を脱却した、新しい作品を見たいと思いました。

最後に…


地雷映画だと思っていたけど予想通りの地雷っぷりでした。まぁ悪すぎるって事は無いんだけど、全体的にテンポが悪いってのは致命的かな。テレビ放送でも時間があればオススメって感じです。ただ、白山田君が見れたので僕的にはそれだけで満足かなw


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