2013年10月21日月曜日

あまちゃん〜二部(東京編)〜を見終えて!(ネタバレ有り)

本日、あまちゃんすべて見終えました。一部では試練を中心にまとめましたが今回は単純に感想を書きたいと思います。

   

レッスン開始…
松田龍平演じるプロデューサーとともにアキは東京にやって来て人気アイドルユニット、アメ横女学院の妹分として劇場の地下でレッスンを開始します…ってな感じで書こうと思ったのですが二部は震災後にメッセージが集約されている気ががします。なので、そこを中心に感想を書いてみます。

震災までをざっくり
震災前までを簡単に書いてみたいと思います。アキはレッスンを身を入れ上位に食い込もうと頑張ります。そして、お寿司屋さんで偶然、大女優、鈴鹿ひろみに出会います。そこで、付き人になってドラマにも一役もらい出演します。が、大失敗。ドラマではNG出しまくりアイドルの方の総選挙は最下位。そこに追い打ちをかけるようにある事情から事務所の社長に「君を全力で潰す」と言われる。

ある事情とは大ヒットした鈴鹿ひろみの歌、潮騒のメモリーって歌の実際に歌っていたのがアキの母、春子でありその秘密を守るため業界からアキを消すということです。それを聞き怒った春子は、北三陸から上京。社長と揉めて事務所を作る事になります。

母の過去のコネを使ってアキを売り出す事にします。その後子供番組で人気になり、映画「潮騒のメモリー」のリメイクのオーディションを見事勝ち抜き抜擢される事に。撮影を終えて映画が完成して大女優、鈴鹿にも認められます。アキは芸能人としていい感じに道をあゆんでいきます。その後、鈴鹿が春子が作った事務所に所属したいと言い出し事務所的にも女優的にも順調に進みだしたのですが…そこにあの地震、東日本大震災です。

震災以降
冒頭や話の所々に年号が入るので(2008年4月とか)あの日、2011年3月11日が来る事は予測していました。しかし、このタイミングで震災が来るとは。いい感じに話が進んでいてあの雰囲気に震災が来て壊れてしまうのを見るのがすごく嫌で見るのをちょっとためらいました。

北三陸に帰ったアキ
しかし、それでも天野アキは健在でした。あのどこへ行っても変わらないキャラで北三陸のみんな、いや僕も含めを元気づけてくれました。ここから、クドカンのメッセージ色が強くなった気がします。セリフが妙に心に残ったりする事が多いです。震災を経験した日本人が何を学ばなければならないのか。クドカンの考えをここで知る事ができます。

心に残ったセリフ

・震災後、ショックを受け被災者の人に対し不謹慎じゃないかと仕事を自粛しようとする鈴鹿ひろみに対して社長春子がいったセリフ

「その東北の人間が働けって言ってるんだから働いてください」

なんか、妙に引っかかりました。当時大阪にいた僕は震災後のテレビがすべてACにぽぽぽぽ〜んと乳がんのやつに切り替えられた事や数々の番組やイベントが自粛したのを覚えています。まどマギも危なかったみたいですね。あのエンディングが見れなかったと思うとすごい損失だ!被災者の方の事を心に置き何かできないかと考えるのは大切ですが、過度な自粛はより暗黒なムードにさせてしまうのではないでしょうか。こんなときこその精神を出そうって言う感じのメッセージだと思いました。

・北三陸に帰ったアキと観光協会のWEB担当、小池徹平演じるストーブさんと話していたときのセリフ。

「東京にいれば、成長しなきゃさぼってるみたいに言われるが、成長ってそんなに大事か?生きてるだけで背が伸びたり体重が増えたり減ったり何かしら成長する。それでいいんじゃないか」

こんな言い方じゃなかったけど内容はこんな感じでした。ここは僕の中で衝撃が走りました。確かに僕も成長しなきゃって気負いすぎているような気がします。まぁ会社ってのは成長を求められる所なんですけどね。なんか自分の考え方を見つめ直そうと思いました。

まぁこんな所です。あまちゃん面白かった!!でも、なんか虚無感。次のハマるドラマ探さなければ…






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