人の欲望は果てしない
なぜ、そう思うか。人間の欲望は果てしないです。うまい物をたらふく食いたい。異性にもてたい。おもちゃが欲しい。ぼーっとしたい、いばりたい…など複数ある上にその一個の欲望でさえ深いとろろまで欲しくなります。
欲望＝データ？？
その夢が叶う事はまずありません。大金持ちになれば、もしかしたら何とかなるかもしれませんが可能性は限りなく少ないです。では、どうすればいいか。これらの欲望は、もっともっと本質というか実質何が欲しいかというとそれを食べた、手に入れたっていうデータですよね。
錯覚を食べたって事にしてしまおう
もう少し具体的に言うと食べ物を食べると味、感触、匂いそして満腹感などのデータが脳で処理され僕たちは食べ物を食べたと実感します。じゃあ、食べるという行為をしなくても、データだけを脳に送り込めば食べたと脳が錯覚させる事が出来れば僕たちはそれを食べたと実感する事が出来ます。もうそれでいいじゃないか。って考えるとすべての欲望が満たされる道筋が見えます。実際にリアル社会で食べなくてもバーチャルで食べ物を食べてそれを「食べた」ってことにしてしまえばいいじゃないか。
マトリックスの設定
映画のマトリックスは巨大な機械（発電所）に人間が繋がれています。その人間達はずっと夢を見せられていてそれが僕らが生きるリアル社会と思ってるものなんだよって設定です。マトリックスは機械が人間を支配するって話だから、リアル社会の夢を見させられてますが、それを各個人ユートピアの夢というかソフトを再生させれば欲望は思うままで
す。まぁまだバーチャルリアリティを再現できるマシンが商品化されてないのでただの思考実験になっちゃうんですけどね。思考実験上等！！続けます。
リアルと同じ感覚なんだからそれが夢だってかまわない
架空の会社バーチャル・リアリティ（株）でも妄想してみよう
そう考えると欲望をすべて叶えられそうな気がします。ここで株式会社バーチャル・リアリティを設立したとしましょう笑 この会社は一般家庭向けにバーチャル・リアリティへの接続機器「Cocoon（コクーン、繭の意味）」を販売しています。
この商品はいわゆるハイテクベッド、今風に言えばスマートベッドといった所でしょうか。寝転び電源を入れると神経はすべてコンピュータが管理します。外見では眠ったようになりますが、脳は眠っていません。神経はバーチャルの世界でアバターに繋がれます。手を動かすとコクーンの中での体ではなくアバターの手が動きます。それではバーチャルの世界に出発です。
目が覚めるとバーチャルルーム
コクーンで横になるとバーチャルの世界で目が覚めます。そこは、スマホで言うホーム画面で自分の為に用意された部屋で目が覚めます。感覚はリアルと同じです。ただ、リアルでの深いな刺激、嫌みや臭いなどは初期設定ではある程度制限されています。ベッドからおりて服を着替えいざ、ネットの海に出発。部屋の扉を開けましょう。
ネットの世界の旅
部屋の扉を開けると検索キーワードを聞かれます。キーワードによってサードパーティが作ったバーチャルリアリティに接続出来ます。ブックマークに入れておけば一発でそこに飛べます。例えばAmazonなら巨大ショッピングモール、Twitterならだべり場？、グリーなら遊園地のようなアトラクション場といった具合に個々の会社が自社のHPを作るかのように用意した世界を体験できます。政府が作ったリアルと全く同じバーチャル日本なんかもあるかもしれません。その世界らは、オンラインゲームのようにアクセスしている人々とすれ違ったり話したり出来ます。
もう目覚めたくない人へ…
こんな経験しちゃったらもうリアルなんていらないって人もいるでしょう。ご安心ください。そんな人の為にバーチャルリアリティ（株）はこんなものも用意してます。名付けてコクーンツリー！まさに、マトリックスの発電所のようなやつです。
無数のコクーンが大きな木の幹や枝のようなものに無数に付いています。そこは冷凍なのかマトリックスのように栄養液なのかわかりませんが体を保護します。チューブか何かはわかりませんが栄養は常に必要分、体に送られ体温、衛生面なんかも完璧に管理されます。しかし、脳が体に信号を送らなければその信号は徐々に送らなくなるらしい。それに、体を長期間うごかさなければもう使い物にならないでしょう。なので、もう目覚める事はできません。そのかわり、ずっとネットにつながってられます。おいしいもの食べ放題です。
ちょっと疲れたので、続きは今度書きます。次は、コクーンツリーの中の世界を書こうかな。この中では欲望をすべて手に入れる事が出来ます。では、、、
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