ドラマ「クロユリ団地〜序章〜」に続き映画「クロユリ団地」を見ました。ドラマはおまけじゃないですけど付録みたいな物だと認識しているのでいよいよ真打ち登場、本編を見たという訳です。
大まかな感想
ドラマを全部見てミノル君の能力や死に至った経緯をすべて知った上で映画をみたのでそこそこ期待して見たのですが…これは二時間ドラマレベルですね。前田あっちゃんがミノル君にどんな目に遭わされるのか?ちょっと楽しみでした。ネットで見たのですが劇場にノー知識で行っていたら愕然としていたと思います。
罪悪感があまり無い
この作品はドラマでは罪悪感を煽ってきます。いじめられているときにに助けてくれた友人に言った理不尽な一言、その罪悪感が重なり怖さが倍増します。この映画もその構図を使っているのですが前田あっちゃんその罪悪感無理があるような。
前田あっちゃんの罪悪感
彼女演じる役の罪悪感が無理があります。幼き頃に家族で旅行に行ったときの事。長距離バスで目的地に行ったのですがその道中、バスが事故にあってしまい父、母、弟が死にあっちゃんだけが生き残るのですが、その事に対し家族が恨んでいると思っているのです。いや、その罪悪感無理ないかい?ミノル君の死因
ミノル君の死んだ理由はかくれんぼで遊んでいてダストボックスに隠れたら出れなくなってしまい、そのまま焼かれて死んでしまったという理由です。かわいそうですが自業自得です。そんな理由を武器に襲ってこられても理不尽極まりなく怖いって感情が沸きません。
映画未公開の本当のミノル君の死因
地面に引きずり込まれた後の描写はいらなかった
ミノル君の技に対象者を地面に引きずり込むってのがあります。ドラマ版でも多様されますが、映画版でも使います。ドラマでは引きずり込まれた人間はどこへ行ったわからなかったのですが、映画ではどこへ行ったから分かります。
それはミノル君が燃やされた焼却炉でそこにドジ込められ焼かれるのですが、、、ミノル君はその時すでに死んでいたので死体をどうされたって事は恨みの対象になるのかな。なんかネタを明かされたので逆に疑問に残り怖さが感じられませんでした。
隣のおじいさん助けてやれよ
あっちゃんの部屋の隣のおじいさんは、一人暮らしで誰にも気づかれずに死にました。その死体をみつけたのがあっちゃんなのですが、その後霊として登場します。後にあっちゃんに警告していてその場から逃げろとの事。いや、おじいさん。お前はもう霊になったのだから、ミノル君と同じ土壌じゃねぇか。戦ってやれよ。守ってやれよ。霊になったらすごい力が授かれるんじゃないの?恨みが必要なの?なんかその辺がすごく曖昧でしっくりこなかった。
最後に
なんか釈然としない映画です。序章をみて締めとしてこれを見るとがっかり感が半端ないです。これは、二時間ドラマレベルって言いましたが特典映像レベルですね。残念でした。
ドラマはスピンオフ扱い
返信削除映画→ドラマという順に視聴
映画で明かされなかった描写や謎を映画と結びつけ考察
>のゆさん
削除大変返事が遅れてしまいました。返信したと思ってたけどできてなかったみたいです。
なるほどスピンオフ扱いなんですね。でも、それなら余計にミノルくんに共感できないようなw
なんにしても期待を超えない作品でした。全部見たけどw