2014年5月18日日曜日

【ストーリー考察】〜舞台規模編〜学校の仲間達と敵と戦う話を作るにはどうしたらいいのか考えてみる〜舞台規模編〜【シナリオ設定考察】



前回、〜設定編〜学校の仲間達と敵と戦う話を作るにはどうしたらいいのか考えてみる〜設定編〜を書きました。今回は舞台規模編を書いていきたいと思います。

舞台規模といいましたが、簡単に言うと敵組織の大きさです。別に世界規模の組織と戦うのはいいんです。ただ、友達と共に戦う話は別です。どうしても納得いかない所が出てくるんです。詳しく書いていきます。

納得できない点

舞台規模という意味で納得できない点があります。それは敵組織の大きさです。その地域で働く悪組織と戦う話なら彼らが戦う理由が分かるんですよ。地元愛もありますし、地域ごとに戦ってるチームがいるってことで。でも戦う舞台が日本規模、世界規模になると、その分範囲が広くなるので適任者を探す範囲も広くなり、同じ学校のクラスメイトが共に戦うって設定に無理出てくると思うんです。その地域の彼らでないと行けない理由、彼らが戦い続ける理由がちゃんと無いと設定そのものが厳しいですよね。

個別に見ていこう

幽遊白書

まずは幽遊白書。霊界探偵になるまで、なった当初は幽助の住む街の霊がらみの事件の解決、妖怪の退治でしたが、話はどんどん大事簿になっていき、霊界だけでは対処できない妖怪を相手するようになる。さらには魔界全体(一部ではあるが…)を巻き込んだ舞台規模になっていく。暗黒武術会は、幽助達がゲストで迎えられ、出場したいって動機で話が進むので彼らで無いと行けない理由はまああるっちゃある。まぁ大前提として霊界は世界規模組織だから、コエンマは桑原みたいな凡人入れずにもっと適任者を探せよ!とはおもいますが…その後、桑原は戦線離脱して魔界で幽助、蔵馬、飛影の三つ巴の戦いになります。それが、魔界の大部分を巻き込んだ物になります。彼らは妖怪なので納得かな。ただ、これも同じ待ちにこの妖怪達がいたのがちょっと気にかかるかな…

烈火の炎

基本、紅麗と森光蘭の戦いですよね。大企業、日本規模の企業、なんとか財団の総帥って大金持ち。この日本規模の組織が作った精鋭された戦闘集団に烈火はキーマンだからいいとしても土門や風子が戦っていけるとは思えない。土門、風子は魔導具を使ってるんだけど、敵側も使ってるんだから、より訓練された敵組織の方がそら強いでしょ…確かに、烈火側は巨大組織では無いのだから敵側並みにいい人材を集める事は出来ない。だからこそ、彼らの魔導具は他の物より高機能みたいな、なぜ対等に戦えるのか?なぜ勝てたのか?という理由が欲しかったかな。

ブリーチ

これは現在続いている作品であるのでなんともいえない。さらに、僕は現在ルコン街でルキアを助けた所までしか読んでないのでこの段階で話をする。これも、烈火の炎と同じ感想になるが、地球全体(日本全体)の魂を管理しているソウルソサエティで働く死神の精鋭からさらに選び抜かれた隊長クラスとキーマンとなる主人公、一護と元々霊感が強くて一護の影響で才能が開花した者達との戦い。どう考えても前者が勝つだろう。これも主人公はキーマンだから強いのは理解できても、他の奴らが隊長クラスと対等に戦えるって理由が気合いとか根性意外にもっと欲しかったかな〜

ペルソナ4

前回の設定編と同じで、この話は納得できる。主人公とクラスメイトが戦うのですが舞台は、地域限定の異次元世界。主人公達が住む町の異常な事件の解決ってのがストーリー
で、彼らは主人公のつるむ事で異次元世界での力を手に入れてしまった類い。だから彼らで無ければならない理由がそこにはある。さらに、彼らが敵に勝てる理由がしっかりしている。クラスメイトは異次元世界に入って時点で主人公の力が無ければ死んでしまう運命だった。クラスメイト以外では数人死んでいる。つまり、主人公の力に助けられれば誰でもそれ相応の力が手に入るのだ。誰でも、死の運命から逃れられさえすれば、強くなれる可能性を秘めている。だから、クラスメイト達が強い理由も納得できる。ペルソナ4はうまく出来てるなぁ〜

まとめ

クラスメイトと戦う場合、舞台規模で納得できるようにするための項目をまとめてみる

  • 舞台規模はクラスメイトで無ければならない理由としてその地域を舞台とするのが望ましい。
  • 舞台規模を大きくする場合、敵組織はより優秀な人材、武器、兵器をそろえる事が可能と予測できるので、主人公側に敵と対等に戦える理由をしっかり用意する。
3つ書きたかったが、どうしてももういっこが思い浮かばないwちょっと不完全燃焼だがこれをまとめとしておく。



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